英文輪読第5回 5月19日


遠田洋平 鈴木天 猪爪和也 仲又一成

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'遠田洋平'訳

ダークマター たまに、すばらしい発見の追及は自身への報酬となる。 BY ロウレンス M. クラウス 世界中の科学者と政治家は12月に実際におきている深刻な重要性の問題の処理の仕方について話し合った。(地球規模の気候変動)物理学者の他の国際的グループは研究開発のためにハラハラしながら待っていた。両方の場合(その出来事の結果では)その参加者たちは興味がなくなり、不満足だった。 クライオジェニックダークマターサーチ実験(ミネソタ州のスーダン山の奥深くに本拠地を置いている)は直接新しい素粒子を発見し、それは私たちの銀河系を支配していることで知られていて、それはダークマターをおこすことを計画している。12月の上旬にCDMS実験は実際に信号を発見したという噂が回り始めた。 そのような出来事の重要性を認識するために、科学者は壮大で高貴なトランプで作った家を作るために過去40年を費やしたという認識をするためのある必要は矛盾したデータの非常に小さい名残によって倒れた。1970年代に証拠が我々の銀河系の回転の観察から蓄積し始め、それはたぶん目に見えない物質は目に見える物質の10倍存在する。

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'鈴木天'訳

そのような物質に対する平凡な説明が、はじめはありうるように思えたとしても、徐々に条件を満たすものはないということがはっきりしてくる。 それと同時に、もし予測が観測と合致すれば、ビックバン直後に作られたと期待される軽元素の存在量の独立した予測は、宇宙は単に十分な陽子と中性子とこのダークマターが足りなかったことを暗示している。 同様に、宇宙は拡大したとした銀河の配置についての独立したコンピュータ予測は いくつかの新しい種類の物質(それらは普通の物質がするようには、お互いに影響しあうことがない)が、結果として我々が見た構造になるのに十分に早期に崩壊しえたことを提案している。 過去50年の素粒子物理学もまた、理にかなっっていること、数多くの新たな素粒子が確かに存在することを明確にすることに我々を駆り立てた。 そうだとしたら、理論家は燃え盛るビッグバンの最も初期の瞬間がダークマターの原因になるように正確に豊富でこれらの粒子を作り出したかもしれないことを究明した。 そしてそれらの普通の物質に対する相互作用は、今日の望遠鏡には見えないほど弱いものだろう。

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'猪爪和也'訳

新しいダークマター粒子が、私たちの銀河系ハローで直接検出可能かもしれないという提案に仕掛けられ、優秀な実験主義団体は、鋭いセンサーを圧倒するような宇宙線が届かない程遠い検出地下深部でそれらを観察する手法を考案し始めた。 私達が25年以上前に最初にそれらの実験を提案したとき、10年以内に結果が出せると予想した。 しかし、最先端技術の確立と発展には時間がかかるうえに、自然界の神秘がすんなり明かされることはめったにない。 そして予測していた時代のあと、物理学コミュニティーが、CDMSの実験で何かを発見したという噂を耳にしたとき、私たちはまるでビートルズの再結成コンサートのようにそのオンライン発表を見た。 もしあなたが私のような理論家であるならば、深夜にあなたが机に向かって紙切れやパソコンの画面上で熟孝した綿密な理論や空想的なアイディアに、自然が従うことを想像すると、非現実的に感じるはずである。 しかし実際の発表は残念なものだった。ちょうど2つのパルスがほぼ1年以上検出され、それらはダークマターによって引き起こされたかも知れない。 そしてまた残念なことに、その事象はむしろバックグラウンド放射能によって引き起こされた可能性も25パーセントあった。

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'仲又一成'訳

私はその時、気持ちが落ち込むのを認めたが、数ヶ月後全体像を取り戻すのは容易であった。 一年以内により大きな発見者が活躍することだろう、そして彼らは現在の手がかりを実信号であると裏付けるかもしれない。さらに言えば、大型ハドロン衝突加速器での衝突でダークマターが作られれば、仮定された粒子が発見されるかもしれない。もしその実験が成功すれば、結果は収率がよくならなかったり、気候変動の問題が解決しないかもしれない。それは人間の創造性の力の正当性の裏づけをし、(それは厳密な理論と技術的なノウハウに相まっている。)半世紀前には思いつかなかったような、秘められた世界を発見するだろう。 もしそうでないのなら、私たちはただただ一生懸命ダークマターの謎を解こうとよりいっそう努力するしかないでしょう。新しい挑戦は新しい刺激を生み、どちらかといえばそれはそんなに悪いことではないでしょう。 理論物理学者で科学コメンテーターのローレンス・M・クラウスは基礎教授で、アリゾナ州大学で最初の構想の指導者(監督)である。

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