第02回英文輪読04月13日

'飯詰'訳

▲PAGE TOP

'伊藤'訳

ほかの物を覆っている一つの固体面の変化は、人工的でも自然なものでも根本的にさまざまな種類の機械の機能にとって重要である。この本の主題トライボロジは「相対運動をしている相互に作用しあう表面の科学と技術」と定義されている。そして摩擦、磨耗、潤滑の研究も含んでいる。  ほとんどの事例において低摩擦の方が望ましい。例えば、ドアのちょうつがいまたは、人間の股関節は満足な動作をするために、小さな摩擦力を必要とする。工作機のベアリングと他の機械の構成要素で摩擦を克服する際にされる仕事は熱になる。また、それの削減は全体的な効率の増加につながるだろう。しかし低摩擦は必ずしもすべての場合で便利なわけではない。ブレーキとクラッチにおいて摩擦は必要不可欠なものである。高摩擦は同じように車のタイヤと路面の間にあることが望ましい。まさにそれは歩くために靴と床の間にある。

▲PAGE TOP

'佐藤'訳

▲PAGE TOP

'竹島'訳

「トライボロジー」という言葉(ギリシャ語における〜=擦れることや摩擦)は1966年にはじめて英国の政府委員会によって作り出された。しかし摩擦、潤滑そして磨耗というのはそのとき以前から長年、研究されており、長くて魅力的な歴史を持っている。 その委員会はまた、すでに知られている摩擦学の原理が広く応用されるならば英国産業によってもうけることのできる貯蓄の見積もりを行いました。 同様の運動が後にいくつかのほかの国々で実行され、彼らの結論は皆、明白な賛成であり、国民総生産の少なくとも1%が研究への最小の更なる投資で蓄えられるだろう。 そして、さらにより大きな貯蓄の可能性が、それ以上の研究で存在するだろう。 その貯蓄は様々な原因から生じる。 1966年の最初の調査では表1.1に一覧表にされる貯蓄を特定しました。減少した摩擦を通してのエネルギー消費の減少はお金の条件ではむしろ総額の小さな構成要素だった。整備や取替え費用の節約、故障の結果として起こる損失や、機械の寿命が増加したことを通しての投資は当時かなり重要だった。 後の英国での調査では1966年からのエネルギー費用の相対的な増加を考慮しており、改善された摩擦学のデザインよって作られるエネルギー貯蓄に焦点を置いており、表1.2で示される貯蓄の種類を特定した。 エネルギーの相対的な価格が上がり続けることは明らかである。そうすると、エネルギーと原料の2つを節約する必要は、より広く認められるようになり、正しい摩擦学のデザインはますます重要となっていくでしょう。

▲PAGE TOP

'津守'訳

 以下の章ではトライボロジーの様々な面を詳しく調査していく。私達は表面の原子配列と接触したときの相互に作用する動面の調査をすることから始める(第二章)。摩擦の起源そして金属・非金属の摩擦の反応については次の第三章で説明します。潤滑油と注油については第四章での主題である。そして、磨耗については第五章と第六章で説明します。それらの二つの章でその特徴を説明します。その一つ目は一方滑らかに滑るようにしたものまたは滑らないようなものにし、二つの滑らかな表面を互いにそっと動かしたときの磨耗です(スライディング磨耗、第五章)。二つ目は硬い微粒子を含んだ磨耗です(研磨または侵食磨耗、第六章)。その専門用語「スライディング磨耗」、「アブレイション」、「エロージョン」は磨耗のメカニズムの特徴を意図したものではない。しかし、将来を考えたとして種類の広い範囲でたくさんの異なるメカニズムは磨耗を巻き込むことになる。そしてそれはそれらをリストするための単純な試みである。磨耗が設計の過程で原因を入れられることができることについて第七章で説明する。そして章の終盤では、第八章で工学表面での重要な話題について、第九章ではベアリングの材料についてそれぞれ説明します。

▲PAGE TOP

'平久江'訳

 十分に小さな尺度で研究したとき、すべての固体表面は平らではないとわかる。 限界(状態での研究)において、表面凹凸は個別の分子や原子程度の大きさになるだろう、それは可能であり、例えば、注意深く裂いた雲母の鉱石標本を準備することでそれは何平方センチメートルの範囲以上の分子の大きさにおいては本当に滑らかである。 しかしながら、いっそう最も高度に工学構成要素で磨かれた表面は明らかに原子の寸法よりも大きい凹凸をしめし、そしてたくさんの違う方法がそれらの凹凸を研究するために採用されてきた。 いくつかは電子あるいは光子顕微鏡による検査、あるいはそのほかの光学的方法、細い針の接触の採用、電機や熱の測定や表面と対比する平面の間の流体の漏れによる方法などによって表面の試験に関係する。 ひょっとすると、最高の解決(策)はトンネリング顕微鏡や原子力顕微鏡による走査で達成されることができるだろう、(顕微鏡について)それは個別の分子を分析できるが、しかしたいていの工作表面にとってはそれらの凹凸を研究するのに十分な高感度の方法に劣っている。 この章において私たちはどのようにして表面粗さが測定されるか、そしてそこでの試験で二つの表面が接触する状態で配置されたときにどんなことが起こるかを見せよう。

▲PAGE TOP

'渡辺(紘'訳

表面形状を評価する最も一般的な方法のひとつは、触針式粗さ計であり、その原理は図2.1で説明される。細い針が、試験片表面を横切るように、滑らかに、着実に引きずられる。針が表面に渡って移動するとき、針は上がったり、下がったりする。針の垂直方向の変移は、変換機によって、増幅された電気信号に変換される。そういった計器の中で最も簡単なものは、電気信号によってチャート式記録計に記録させる。ペンの描く図は、針の、表面に沿って動かされた距離に相関する、垂直方向の変位を意味する。

▲PAGE TOP

'渡邉(陽'訳

触針計によって製作される断面表面のグラフ表示はいくつかの理由から表面の本物の断面形状とは異なる。  主な違いは水平方向と垂直方向は使用機器によって倍率が異なる。 表面凹凸の垂直範囲ほとんどいつも水平目盛よりも少ない。  それゆえに垂直方向の倍率を使用することで表面のグラフ記録を表現するのに適している。それは水平面よりも優れている。  倍率の比率は表面粗さに依存する。しかし典型的には改良によって10から5000の間にある。針機器の垂直倍率は10^6までに完全に使われることができる。  図2.2真の表面形状は5:1と50:1の倍率比で同じ表面の表面粗さ測定機の記録によって比較される。

▲PAGE TOP

'淺田'訳

凹凸の振幅と波長は両方のグラフに正確に記録されているが,表面の勾配は触針式粗さ計の記録は実際よりもはるかに険しく現れる.水平圧縮の歪み効果は,ほぼすべての触針式粗さ計の出力に存在していて,それらの解釈に考慮されるべきである.したがって,表面の勾配は触針式粗さ計の出力で険しく現れるかもしれないが,実際にはそれらが10度よりも大きいことは非常にまれである.

▲PAGE TOP

<< PREV NEXT >>