第07回英文輪読06月01日

'飯詰'訳

 突起の高さは統計的に分散されるだろう。特定の突起がzからz+dzの間の高さを持つ確立はφ(z)dzだろう、φ(z)の部分が突起高さの分散を表す確率密度関数である 。

▲PAGE TOP

'伊藤'訳

 振幅密度関数Pとして2.3節で遭遇した表面高さの分布と凹凸面またはピーク高さの分布Fとを区別することは重要であり、その定義は個々の凹凸面を識別するための基準に依存する。グリーンウッドとウィリアムソンが彼らの実験的研究で使用した同定方法は、デジタル化されたプロフィルメータートレースから得られた表面高さの各値を2つの隣接値と比較することを含み、従ってサンプリング長さの定義が必要であった。

▲PAGE TOP

'佐藤'訳

 突起が反対側の平らな面に接触する確率というのは,突起の高さが平面間の距離dよりも大きい確率である. もし,合計N個の突起が表面上にあったら,そのとき,予想される接触の数nは次式によって与えられる, そして,すべての突起によって引き起こされる荷重の合計はWであり,それは2.15になるだろう.

▲PAGE TOP

'竹島'訳

 GreenwoodとWilliamsonは2つの異なった突起高さについての分布モデルのふるまいを研究した。 もし、その突起の高さが指数分布に従うとき、方程式(2.15)は解析的に積分されるかもしれません。 その加重は真実接触面積全体に線形比例することがわかる。 その加重が増えるにつれて、それぞれの個々の接触点の大きさは増える。 しかしそれぞれの突起接触の平均寸法は一定のままであるため、より多くの突起が接触するようになるだろう。

▲PAGE TOP

'津守'訳

 指数分布は多くの実表面上のすべての突起のうち、おそらく最も高い突起の10分の1までの公平な説明を与えますが、ガウス分布は実験的により良いモデルの高さ分布を与えるために見出される。突起の高さの正規分布にとって方程式2.15は数値上で積分されなければいけない。もし物理的に適正な量が要された場合、その時その結果は指数分布で得られたものとは大きく違ってはいない。真実接触面積はもはやその荷重に正確には比例しない。図2.12は平均的な研削表面の鉄の場合を説明しているが、その関係性は直線的である。その理論によって予測される真実接触面積はその理論が見かけ上の接触面積とは無関係である。

▲PAGE TOP

'平久江'訳

 ウィリアムソンとグリーンウッドの理論は単純弾性接触から導き出されているが、しかしそれは突起における塑性流動の始まりを予測できるようにしている。 塑性流動が起きたところにおいて突起接触の比が式2.16で与えられる塑性指標Ψの値によることがわかる。 ここではEは等式2.8で定義され、Hは表面粗さの押し込み硬さ(塑性流動による突起の圧力測定)とσ*は突起の高さの分布基準偏差である。 量はおおよそ突起の傾斜の平均に等しい。

▲PAGE TOP

'渡辺(紘'訳

▲PAGE TOP

'渡邉(陽'訳

 粗面どうしの接触理論と実験的観察から示される金属同士の多くの実際の接触の場合、突起による接触の大部分は塑性接触である。  それぞれの突起によって支持される荷重はその接触面積に正比例する、そしてもし弾性変形が独立しているならば、表面全体の接触の総実面積は垂直荷重に比例し、突起の高さに関する詳細な統計分布とは無関係となる。  セラミックおよびポリマーの割合E/Hの値がより低くなるにつれて、接触が弾性になりやすい。  それは金属にとっては主に弾性であってもよい。もしそれらの表面がとてもなめらかなら。   しかし弾性接触の場合でも、私たちは上記のとおりで 表面高さの現実的な分布のために接触の総実面積は垂直荷重におおよそ比例のままである。荷重が増加するにつれて凹凸接触の数が増加する。しかし、それぞれの平均面積は事実上一定のままである。

▲PAGE TOP

'淺田'訳

 3.1 前書き  私たちは2章で見ました.2つの固体表面が一緒に置かれるとき,接触は通常見かけ上の接触領域の孤立した部分のみに生じる.これらの局所的な接触領域を介して2つの物体間に力が働き,そして摩擦を引き起こすのはこれらの力である.この章では摩擦力の原因を調べ,金属,ポリマー,セラミックス,その他の材料間の摩擦の相互作用の大きさを理解しようとする.

▲PAGE TOP

<< PREV NEXT >>